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原発開放隅角緑内障

原発開放隅角緑内障

原発開放隅角緑内障の症状・原因について

原発開放隅角緑内障(げんぱつかいほうぐうかくりょくないしょう)は、眼房水(水晶体や角膜に栄養分を届ける液体)の出口である繊維柱帯(せんいちゅうたい)と呼ばれる部分が目詰まりを起こします。

この結果、眼圧が上昇し、ゆっくりと緑内障が進行していく病気です。

眼圧が上がる結果、視神経が圧迫される事により、視神経が障害され、視野欠損が起こります。原発開放隅角緑内障では、眼圧が正常である場合も多く、緑内障である事に気づかず、進行していく場合が多くあります。

原発開放隅角緑内障を治すためには、原発開放隅角緑内障の症状・原因・治療について知る事が大切です。このページでは、原発開放隅角緑内障の症状・原因・治療について詳しく説明しています。

【目次】

  1. 原発開放隅角緑内障とは?
  2. 原発開放隅角緑内障の症状
  3. 原発開放隅角緑内障の原因
  4. 原発開放隅角緑内障の治療

1. 原発開放隅角緑内障とは?

原発開放隅角緑内障とは、視神経に障害が起こる眼の病気「緑内障」の一種です。視野が少しずつ狭くなっていく病気ですが、緩やかに進行するので気づくのが遅れがちになります。

とくに40歳を過ぎたら、時々見え方に異常がないか確認するのがよいでしょう。

病名にある隅角というのは、眼球の表面に近いところで、角膜と虹彩が接する位置をいいます。「開放」とは開いている・塞がっていないということです。

逆の意味は「閉塞」で、隅角が閉じてしまう緑内障もあります。ですから原発開放隅角緑内障は、見た限りでは隅角に異常がない緑内障といえます。

毛様体という部位で産生される房水(ぼうすい)という水分が、緑内障に深く係わっています。眼球の中で、角膜や水晶体に血管はなく、房水が栄養を運び眼圧の調整をする役割を担っています。作られる量と排出される量が一定であれば何の問題もないのですが、房水が過剰になり、眼球内の圧力が増すことで視神経を圧迫するのです。

房水を濾過(ろか)するフィルターの役割をするのが、線維柱帯です。原発開放隅角緑内障の特徴は、繊維柱帯が目詰まりして房水が滞ることです。以前は眼圧だけに注意していた緑内障ですが、眼圧の上昇なしに発症する例もあることが近年わかってきました。

2. 原発開放隅角緑内障の症状

原発開放隅角緑内障の症状は、視野が狭くなることですが、初期の段階で自覚症状はありません。

疲れ目がひどい、頭痛がするなどの症状が出ることもありますが、原発開放隅角緑内障に特有の症状ではないので、この病気ではないかと疑いを持つ可能性は低いのです。

先述の通り、原発開放隅角緑内障は、線維柱帯が房水を通す機能が低下することで起こります。眼球内では眼圧が上昇することにより、視神経、とくに視神経乳頭という部分が窪んで変形するなどの損傷をうけます。

見え方に違和感があるという主訴で眼科医院を訪れる頃には、原発開放隅角緑内障の症状はある程度、進行していることが考えられます。自覚できるまでに眼圧は上昇し、視神経へ悪影響が及んでいる可能性が高いのです。

また眼圧は正常値であるにもかかわらず、緑内障の症状が出るというやっかいな症状は、日本人に多いことがわかっています。人種的に、欧米人よりも視神経や眼球全体が弱いという性質があるのかもしれませんが、現段階で明確になっているわけではありません。

3. 原発開放隅角緑内障の原因

原発開放隅角緑内障の原因は、房水が排水されずに眼球内で過剰となっていることです。そのきっかけは、繊維柱帯の通りが悪くなっていることにあります。目詰まりが生じて、房水が浸透できないという状況です。

なぜ線維柱帯の働きが悪くなるのか、考えてみましょう。フィルターという役割上、老廃物など不要物が引っかかってくるのは必至です。

例えば日常で使用する換気扇やエアコンなどが汚れていくのと同様の現象が起きていると考えられます。

生態系のたんぱく質やカルシウムなどの一部がゴミとして出ている、あるいは線維柱帯そのものの老朽化という基本的な問題もあると思われます。

しかし日用品のフィルターのように、汚れたら交換するというわけにはいかないのです。

4. 原発開放隅角緑内障の治療

原発開放隅角緑内障の治療には、薬物による療法が中心となります。ダメージを被ってしまった視神経を元の状態に戻す方法というのは、残念ながら現時点ではありません。

進行の具合をできるだけ緩やかにさせることが、治療の目標となります。

眼圧の上昇がみられる場合は、とりあえず下げることが先決となります。眼圧の上昇を抑える点眼薬を適用しますが、効果が持続しているかを確認するため、定期的に眼圧の検査を実施します。

点眼薬の効き目が得られない場合、また別の有効な療法を考慮する必要があります。

原発開放隅角緑内障では、自律神経のバランスの乱れにより、自律神経失調症などの症状が強くなられる方も多いです。このため、この先どうなるのだろうか?という不安が強くなり、日常生活に支障をきたす方も多くおられます。

原発開放隅角緑内障は、ご不安も大きくなる病気です。しかしながら、原発開放隅角緑内障は原因を見つけ、慌てず、しっかりと治療すれば改善する病気です。どうぞあきらめないで下さい。

 

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