「緑内障の情報サイト」は、病院で良くならない、原因不明と言われた緑内障・正常眼圧緑内障・原発開放隅角緑内障・原発閉塞隅角緑内障・黄斑変性症・眼圧の改善・視野狭窄などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。
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緑内障の遺伝については、以前より親が緑内障である子供は、そうで無い子供よりも緑内障になる確率が高いと言われています。
しかし、将来必ず緑内障になるという訳ではありません。先天性や若年性の緑内障は、遺伝の要因が言われていますが、中には遺伝子が関与していない場合もあるのです。
また、1つの遺伝子の変異で必ずしも緑内障を引き起こすわけでは無く、複数の遺伝子に異常をきたした場合や、他の環境因子が関係して緑内障を発症する事が考えられます。
緑内障は、環境因子と遺伝的因子が関係して引き起こされる多因子疾患です。40歳以上で年齢と共に発症率が高まるのが緑内障です。血縁者に緑内障の人が1人居れば、その人の緑内障の発症率は2倍になると言われています。
緑内障患者が血縁に2人居ると、その発症率は4倍以上になる事が分かっています。
緑内障になる原因としての遺伝的要因は、注意すべき要因です。このページでは緑内障を治したい方のために緑内障の遺伝について詳しく説明しております。
【目次】
緑内障は、発見されて治療を進めても、元に戻ることが難しいと言われる病気です。自覚症状が乏しい為、眼科を訪れた時にはすでに症状が進行している場合が少なくありません。
一旦傷ついた視神経は治る事が困難なので、治療も難しい病気と言えます。
緑内障は、早期発見を行い、初期状態で眼圧降下の治療を開始すれば、そのまま進行を食い止めることが可能です。早期の治療を開始するかが重要になります。
遺伝的要因が大きい緑内障ですが、最近の研究では、遺伝子配列を調べることで緑内障の発生率を調べることが出来るまでになっています。更に、個人的な遺伝子検査が進めば、誰でも自分の緑内障の発生率を知ることが可能になるでしょう。
ご自身が緑内障の発症率が高いと知っていれば、定期的検診を受けることで、緑内障の発症を早期に確認することも可能です。緑内障による失明者の数は減少すると考えられます。
遺伝子操作は人間が入り込む領域では無いと考える人も多くいますが、医学的観点だけで考えるならば、治療に大変役立つ分野になり、今後の研究が望まれます。
遺伝的に発症しやすい病気があることは決して喜ばしいことではありませんが、緑内障と遺伝的要因が深くかかわっている事実は、遺伝子学の進歩とともに緑内障発症リスクを調べることが出来て、有効な治療を開発する為に役立つ事も事実なのです。
緑内障が遺伝する確率は、親族に発症歴がある場合でも、親族に発症歴ない場合に比べて少し高い程度です。
遺伝による緑内障と考えられる先天性の発達緑内障は、1歳未満で発症する早発型発達緑内障と10~20歳代で発症する遅発型発達緑内障に分けられます。
先天性の隅角に異常がある発達緑内障では、眼圧が高くなりやすい体質である為、1歳未満の乳幼児でも発症します。この場合は、親からの遺伝では無いかと考えられています。ただ確定はされていません。
遺伝によって緑内障の発症リスクは高くなります。しかし、注意すべきことは食生活や生活習慣です。血縁者に緑内障の人がいて、ご自身も緑内障になってしまった場合は、遺伝及び生活習慣を原因として注意するべきです。
血縁者や家族は、気付かないうちに生活環境が似てきます。緑内障になりやすい要因が似たような環境で生まれやすいのです。眼圧上昇で起こる視神経の障害は、食生活や生活習慣に大きく左右されます。食生活や生活習慣を見直す事は緑内障の予防にとって大切な事です。
遺伝による早発型発達緑内障は、薬物治療の効果が低いと言われ、早急な手術が必要になります。
早発型発達緑内障の手術で、1回で眼圧が下がらない場合には、数回の手術が必要になる場合もあります。生涯に渡って経過観察が必要になります。
早発型発達緑内障の場合、眼圧が下がっても、角膜混濁など機能障害が残る場合が見られます。
視機能の発達が妨げられるので、メガネの装着やアイバッチの使用など、弱視の治療継続が必要になります。
先天異常を伴う遺伝による発達緑内障は、乳幼児において重篤な視覚障害の原因になる病気です。出来るだけ早く周囲の方が気付き、早期治療を受ける事が大切です。発達緑内障の場合、生涯に渡る定期検査と視機能の発達を考慮した弱視治療が必要になります。
緑内障の遺伝に関しましては正確な事がわかっていません。緑内障になった場合、むやみに遺伝的な心配をされる必要はありません。ご家族等に緑内障の方がおられた場合は、緑内障の症状がでていないかを注意しながら、生活習慣に注意する事により緑内障の発症は軽減できます。
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