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文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年12月9日

緑内障の予防方法

緑内障は、視神経に障害が起こることで視野が欠けていく眼の症状です。40歳代以降で発症する割合が高くなりますが、自覚症状を感じにくいため、発見が遅れる傾向があります。

日本国内では、20人にひとりの方が緑内障を患っているとも言われています。

緑内障を引き起こす決定的な原因は特定できていませんが、緑内障を発症しやすい傾向にある人はいます。

年齢は40歳以上で、男性よりも女性、親戚や家族など近い血縁関係者で緑内障を発症している方がいる、近視の度合が強い場合などは、注意が必要です。

体質的には低血圧で、末端冷え性であるなど血行不良がある方も、そうでない方よりリスクは高くなります。

まずは、進行を遅らせて現状を維持することが一般的な対応方法の目的となります。主に点眼薬が適用され、状況により外科手術や眼に負担の少ない最新のレーザーによる一般的な対応方法もあります。

緑内障を改善するためには、緑内障の予防方法について知る事が大切です。このページでは、緑内障を改善したい方のために、緑内障の予防方法について詳しく説明しております。


【目次】

  1. 緑内障の定期検査
  2. 緑内障の予防方法 ~食生活
  3. 緑内障の予防方法 ~眼をいたわる
  4. 緑内障と判断されたら
  5. 患者さんの声1
  6. 患者さんの声2

1.緑内障の定期検査

緑内障は緩やかに進行していくという特徴がありますが、発症していると気づきにくいのには理由があります。

私たちの眼は、左右どちらかに欠点があっても、正常な方がそれを補おうとする性質があるのです。

ものを見るとき、両方の眼を使ってトータルな見方をするため、片側で視力低下や視野欠損が生じていたとしても自覚しにくいのです。

また脳内でも、実際には見えていない部分を創作して映すという作用があり、見えていないという感覚が得にくいのです。

緑内障は、なるべく早期のうちに発見し一般的な対応方法を開始することが得策であるといわれます。そのためには、眼の定期検査を欠かさないことが肝心です。検査には、眼圧検査、眼底検査、視野検査、隅角検査、画像解析検査と種類があります。

すべての検査をすることで、緑内障を発症しているのか、どのタイプの緑内障なのかを詳しく調べます。とくに最新の検査では、コンピュータによる画像解析の進歩がめざましく、三次元の画像解析で、眼底の詳細な形状を確認することが可能になりました。

緑内障を発症する以前の段階で、判断ができるようになっています。

2.緑内障の予防方法 ~食生活

緑内障を発症しないために、食生活を見直すことも予防方法のひとつです。

緑内障に限らず、眼に良いといわれている成分である「アントシアニン」を多く含む食べ物に、ブルーベリーやカシスがあります。

魚介類のホタテやあわび、さざえなどに含まれる「タウリン」や、牡蠣(かき)に含まれる「亜鉛」、ほうれん草やかぼちゃなど緑黄色野菜では「ルティン」や「ビタミン」も眼には有効な栄養素です。

逆に控えた方がよいのはアルコール類です。飲酒がすぎると肝臓に負担がかかります。肝臓の働きが弱くなると、眼球内にも悪影響が出ます。房水(ぼうすい)の循環が悪くなることで眼圧が上昇するのです。

また糖分や脂質の摂り過ぎも避けるべきです。これらは血糖値をあげ、血流の悪さを招きますが、眼球周りの血行不良は緑内障を引き起こす原因のひとつとなります。野菜や魚、海藻類などを中心にバランスのとれた食生活をこころがけましょう。

3.緑内障の予防方法 ~眼をいたわる

緑内障の間接的な要因として、眼を酷使していることが考えられます。

仕事でパソコン画面を長時間にわたり眺める必要がある、あるいは仕事以外でもスマートフォンやテレビなど、眼が何かを凝視している状態が一日のうちで少なくとも数時間はあるでしょう。

現代では眼の使いすぎが習慣化していて、眼精疲労やドライアイの方は多いと思われます。できるだけパソコンに向かう時間を削減する、就寝前の2~3時間は画面を見ない、画面の明度を少し暗くするなど、工夫をして「眼をいたわる」努力をしましょう。

眼精疲労を回復させるには、こめかみや眉間のあたりにツボがありますのでマッサージをする、眼の周辺をあたためて血行を改善させるなど、試してみるのも効果的です。また、画面と適切な距離を保つことや、椅子の高さも正しく調節するなど、眼の疲れない環境を整えておくことも大切です。

4.緑内障と判断されたら

眼科医院で検査を受けて緑内障と判断された場合は、医師の指示に従って一般的な対応方法を始めることになります。

緑内障は、長く向き合う必要のある症状です。主治医との良い関係性や、一般的な対応方法を中心とした規則正しい生活などが、後の緑内障の進行具合に係わってきます。

緑内障の医学的な研究は進んでいますので、長い改善生活を送るなかで、新しい一般的な対応方法が開発されることもあるでしょう。

常に、最新の情報が耳に入るようアンテナをはっておくことが肝心です。

場合によっては、外科手術を考えてみる、別の医療機関でセカンド・オピニオンを受けることも、良い改善効果を得るきっかけとなる可能性はあるのです。

緑内障の予防をすることは、早期発見、早期改善にもつながります。緑内障かもしれないと考えあわてられる方も多いです。しかしながら、緑内障は、しっかりと一般的な対応方法をすれば良くなる症状です。

 

兵庫県川西市 MKさん 57歳 女性 主婦

緑内障は15年前に診断、 主治医から視力は幼少期から悪い 上に、 体質による目の血流が弱く視神経も細い。 2年前から コントラストが落ちているためか、以前のようにスッキリとは見えず、外出しても見え辛く自 宅で過ごすことが増え不安な日々でした。

1. 横幕鍼灸院で治療を受ける前の状況

正常眼圧緑内障による視力低下

低血圧など体質よる手足の冷え、 足のしもやけ、 手のむくみ

鼻腔の閉塞感、夜間の口呼吸による起床時の喉の痛み

突然にくる回転性めまい

鼻腔閉塞感は右側鼻骨の傾斜による鼻腔内変形による。 眩暈は問題なし。

緑内障は15年前に診断、主治医から視力は幼少期から悪い (50歳まではコンタクト、 眼鏡 で問題なく生活していました) 上に、体質による目の血流が弱く視神経も細い。 2年前から コントラストが落ちているためか、以前のようにスッキリとは見えず、外出しても見え辛く自 宅で過ごすことが増え不安な日々でした。

2.治療開始からの変化

横幕先生、スタッフの皆さんからいつも優しく声をかけていただき気持ちが和み有難く思 っています。

初診時、治療を受けたあとから鼻の閉塞感が消えまして、起床時の長年続いていた咽頭痛がなくなりました。


深吸吸が以前よりも深く出来る様になり、鼻が通ると、こんなに呼吸がし やすく身体が軽いと実感、ウオーキングや階段昇降、自宅でのプチトレーニングも取り入れ るようになりました。


手足の冷えやむくみも軽くなり、身体がいつも暖かく動きやすくなっ ています。 また、治療を受けた口は見え方も少し楽になり、眼科検査も現状維持で経過しています。

治療開始から10ヶ月、鼻の閉塞感がなくなり呼吸が深くできる様になったことが、 身体の 変化から心の安定に繋がりました。

横幕先生、横幕鍼灸院の皆様には深く感謝しています。

これからも横幕鍼灸院へ続けて通いながら身体をいたわっていきたいと思っています。 困っておられる方には横幕鍼灸院をお伝えしたいです。

 

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

兵庫県伊丹市 KKさん 31歳 男性 公務員

緑内障=「止める事しかできな治らない病気」と思っていましたが、進行を止めることだけでなく視野も回復していくのだと実感しました。

緑内障については先生に出会ってから考え方がまるで変わりました。緑内障=「止める事しかできな治らない病気」と思っていましたが、進行を止めることだけでなく視野も回復していくのだと実感しました。

眼圧がだいぶ安定してきて体調も良くなって来ています。何より先生の鍼は痛くないこと、また自宅でもケアできるローラー。その点にてついて治療をあきらめずに進めることが出来ます。副作用がないことが魅力的です。

緑内障だけではなく他の体全体を診察していただけるので、その点他の病院ではないと思います。その場の治療だけではなく、アフターケアの方法をアドバイスしていただけるので助かっています。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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