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緑内障と煙草の関係

煙草を吸うことは、さまざまな健康への弊害があるといわれています。緑内障への影響はどのようなものなのでしょうか。

緑内障と煙草の関係を知ることは、緑内障の進行をできるだけ遅らせながら治療を行う上で、とても大切なことです。

緑内障は、40歳代以降で発症することの多い眼の病気です。視野が狭くなる、見え方に異常を感じるのが主な症状です。

進行するのがゆっくりであり、発症の初期に自覚される方はあまりいません。

緑内障と煙草の関係を知ることは、緑内障が進行するのを防ぎ、長期にわたり適切な治療を行っていくためにとても大切です。このページでは、緑内障を治したい方のために必要な緑内障と煙草の関係について詳しく説明しております。


【目次】

  1. 煙草の弊害について
  2. 緑内障に悪影響を与える煙草の害について
  3. 禁煙するための方法

1.煙草の弊害について

煙草の弊害については、健康上で受けるダメージや精神的に依存してしまうなどデメリットが多いため、煙草を吸わないことをすすめるのが世の中の主流となっています。

公共の場における喫煙スペースも、以前とくらべ少なくなっています。

煙草に含まれている代表的な有害物質は「ニコチン」「一酸化炭素」「タール」です。

ニコチンは体内に入ると即、全身に行き渡ります。強力な毒性があり、動脈硬化や高血圧、また腎臓系の病気などを引き起こすきっかけになります。

一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結びつき、その働きを阻害します。練炭の中毒などで知られる通り、酸素不足の状態をつくりだし、運動機能の低下や動脈硬化を誘発します。タールはいわゆる「ヤニ」ですが、発がん性物質を含んでおり、さまざまなガンを発症するリスクを高めます。

煙草を吸うご本人だけでなく、周囲の人々にまで害をもたらす「受動喫煙」の問題があります。とくに四六時中、空間を共にする家族は深刻です。煙草の残り香を嗅いだだけで悪影響があるともいわれます。幼児の気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などを引き起こす要因にもなります。

2.緑内障に悪影響を与える煙草の害について

緑内障に悪影響を与える煙草の害は、ニコチンがもたらす血管への作用です。

また先に述べたように、一酸化炭素はヘモグロビンの仕事を邪魔します。ヘモグロビンの機能が落ちると血行が悪くなり、栄養や酸素が不足します。

眼の周辺や眼球内には、毛細血管が通っています。煙草は血管や血液に悪影響をもたらしますので、眼にも栄養や血液が行き届かなくなります。

緑内障は、視神経の障害から眼圧が上昇することで発症します。喫煙の習慣が、緑内障の発症や進行を早めてしまう可能性があります。

緑内障の治療では、主に薬物(点眼薬)を用いることとなります。症状や進行の度合いにより、そのつど適切な薬を選んで適用していきます。長期にわたり薬物を服用する必要があるため、別の疾患による薬の併用は避けたいものです。

煙草を吸うと、心臓や腎臓など内臓疾患のリスクが高まります。複数の薬を服用するとなると、副作用や禁忌薬を考慮する必要が出てきます。煙草を吸うことで緑内障の薬効が充分に得られず、治療が複雑になることも考えられます。

3.禁煙するための方法

電子タバコ

禁煙する方法は、いくつかあります。まず「ニコチン置換療法」が有効です。煙草を吸うかわりにガムのような禁煙補助剤を服用します。

ニコチンが体内になくなると現われる「離脱症状」が出現しなくなれば、禁煙補助剤を少しずつ減らしていきます。

また煙草を吸うかわりに別のことをする「代償行動法」もあります。

煙草をくわえる時と同様に煙草ではないものをくわえる、例えばガム、キャンディー、煙草と似た棒などを使います。肝心なのは、煙草を吸う習慣を別の行動で打ち破ることです。

禁煙を試みては、何度となく挫折されている方もいらっしゃると思います。煙草のニコチンには依存性があります。煙草を吸うことで得られる快感があり、そのことが禁煙への道のりを険しいものにしているのです。

禁煙を決意したら、周囲の方や医療機関の協力も必要です。ご自身だけで禁煙がむずかしい方は「禁煙外来」を利用するのが得策でしょう。条件はありますが、健康保険も適用されます。

健康保険適用の条件としては、初めて禁煙外来を受診される方、あるいは前回から1年以上経っている方が対象です。ニコチンに対する依存度をテストし、5点以上ある方(ニコチン依存度が高い方)が該当します。

喫煙数が多いかどうかも確認されます。35歳以上の方では、1日の喫煙本数と喫煙年数を乗じて200以上ある場合は多いとみなされます。また35歳以下の方ですと本数のチェックはありません。それから、1か月以内に禁煙を始める気持ちがご自身にあるかということも条件となります。

緑内障を治療中の方が禁煙外来を受診するのは、メリットもあります。緑内障で服用している薬との兼ね合いや、医師の専門的な見地から広く指南してもらえます。

緑内障を改善するためにあらゆる努力が望まれます。緑内障の治療で最大限の効果を得るためにも、どうぞあきらめず禁煙を試みてください。

 

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