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緑内障とストレスの関係

緑内障とストレスの関係

更新日:2017年12月25日

緑内障は視神経が障害され、視野に異常が生じる眼の病気です。加齢との関わりが大きいため、40歳を過ぎると誰しもが発症する可能性があります。

緑内障は「眼圧が高い」ことが原因と考えられています。ですが、眼圧の上昇を伴わない「正常眼圧緑内障」も最近増えてきています。

緑内障はご年配の方が患う病気というイメージが強いかもしれません。しかし、正常眼圧緑内障は40代から急増する傾向があります。その理由は、「ストレス」ではないかと考えられています。

中高年世代は、男女ともに仕事や家庭において様々なストレスにさらされています。ストレスを受けると、体で重要な働きを担っている自律神経のバランスが乱れます。

「ストレスは万病のもと」と言いますが、緑内障も例外ではありません。ストレスの影響を受け自律神経のバランスが乱れた結果、緑内障の症状が進んでしまう恐れがあります。

緑内障の症状を進めないためには、緑内障とストレスの関係について知ることが大切です。このページでは、緑内障を治したい方のために、緑内障とストレスの関係について詳しく説明しております。

【目次】

1.意外と関係がある自律神経と眼
2.ストレスが緑内障に与える影響
3.眼にかかるストレスの解消法

1.意外と関係がある自律神経と眼

「意外と関係がある自律神経と眼」、そう言われてもピンとこないかもしれませんね。イメージしにくいですが、眼は自律神経の影響を大きく受けています。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があります。この2つの神経をわかりやすくイメージするなら、交感神経は「興奮」、副交感神経は「休息」です。この2つの神経は全身で相反する働きをしています。交感神経と副交感神経がバランスを保つことで、体は良い状態を維持することができるのです。

眼における自律神経の働き

1)交感神経が優位の時

  • 瞳孔が大きくなる
  • 涙の量が減る
  • 血管が収縮する
  • 血圧が高くなる

2)副交感神経が優位の時

  • 瞳孔が小さくなる
  • 涙の量が増える
  • 血管が拡張する
  • 血圧が低くなる

体の中で眼は小さな臓器ですが、「視力」という大きな役割を担っている重要な場所です。自律神経の乱れと聞くと、全身の不調を連想しがちですが、眼も大きな影響を受けています。

2.ストレスが緑内障に与える影響

ストレスが緑内障に与える影響で、問題となるのは栄養不足と眼圧の上昇です。

何らかのストレスを感じると、体は興奮状態になるため交感神経が優位になります。交感神経が優位になると、次のようなことが眼で起こります。

  • 血管が収縮する→栄養や酸素が不足します
  • 血圧が上がる→眼圧の上昇につながります
  • 涙の量が減る→眼が乾燥してドライアイにつながります

緑内障のタイプにより、ストレスの影響の仕方は微妙に異なります。

1)眼圧の上昇を伴う緑内障の場合

このタイプの緑内障では、眼圧の上昇をいかに抑えるかが重要です。しかし、ストレスを感じると血圧が上がり、その影響を受けて眼圧も上昇してしまいます。眼圧の上昇はさらなる視神経の障害を促進するため、緑内障の症状が進んでしまう恐れがあります。

2)眼圧が正常な緑内障の場合(正常眼圧緑内障)

このタイプの緑内障では、眼圧が正常なため、どうして緑内障になってしまうのか謎でした。何かが視神経を障害しているはずなのですが、それがわかりませんでした。しかし、最近の考えで「ストレスの影響による栄養不足なのではないか」という説が注目されています。

ストレスを感じると、血管が収縮します。すると、血流が悪くなり必要な酸素や栄養が細胞に届かなくなってしまいます。栄養不足の状態が続くことで視神経の障害が促進され、緑内障の症状が進んでしまう恐れがあります。

ストレスにもいろいろありますが、精神的ストレス・身体的ストレス共に眼に悪影響を及ぼします。それが一時的であれ、繰り返されることで視神経が傷つきやすくなります。

3.眼にかかるストレスの解消法

眼にかかるストレスの解消法をご紹介します。ポイントは「眼を酷使しないこと」です。できることから取り入れて、眼の負担を減らしましょう。

1)パソコンやスマホを長時間使わない

同じ距離感で画面を見続けていると、眼の周辺の筋肉が疲れてピントが合わなくなります。眼圧も上がりやすくなるので、適度に眼を休ませる時間を作りましょう。

2)メガネやコンタクトレンズは自分に合ったものを使用する

度数の合わないものを使用していると、眼の負担が大きくなります。定期的に検査して自分の眼に合ったものを使用しましょう。

3)明るすぎる環境は避ける

暗い場所で眼を使うことも良くないですが、明るすぎる場所も眼に負担を与えます。程よい環境を心がけましょう。

4)眼を温める

蒸しタオルなどをのせて眼を温めましょう。血行が良くなって眼の周りの筋肉のコリもほぐれます。

5)きちんと睡眠をとる

眼をしっかり休ませるためにも、十分な睡眠をとりましょう。睡眠には自律神経を整える効果も期待できます。

緑内障は、ストレスとの関連が深い病気です。自律神経を意識してバランスを整える事により、緑内障の症状が改善する可能性が大きいです。緑内障は、しっかりと治療をすれば良くなる病気です。どうぞあきらめないでください。

 

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