「緑内障の情報サイト」は、病院で良くならない、原因不明と言われた緑内障・正常眼圧緑内障・原発開放隅角緑内障・原発閉塞隅角緑内障・黄斑変性症・眼圧の改善・視野狭窄などを中心とした情報を提供する、鍼灸院運営の情報サイトです。
アクセス:阪急電鉄六甲駅より徒歩2分
当サイトへのご質問・お問合せや
ご予約はこちら
078-891-3590
お電話によるご予約受付は、年末年始・臨時休診を除き、9:00~18:00にて毎日受け付けております。
更新日:2020年2月24日
緑内障は眼圧の上昇が原因で視野に問題が現れる病気です。緑内障の初期症状は自覚しにくいため、気づいたときにはすでに視野に大きな問題が生じている恐れがあります。
「ご年配の方の病気」というイメージがつよい緑内障ですが、最近では若い方の緑内障も急増しています。
この緑内障はこれまでの「眼圧が高い」という考えとは違う「眼圧が正常」な新しいパターンの緑内障です(正常眼圧緑内障)。
正常眼圧緑内障が急増している背景には、スマホやパソコンなどで眼を酷使しやすい現代社会の環境に問題があるのではないかと考えられています。
疲労が蓄積することで目の機能がどんどん落ちていき、緑内障などの病気につながってしまう恐れがあるのです。
目にかかるストレスが知らないうちに緑内障を招いてしまうのであれば、これを食い止めなければいけません。眼のケアでオススメしたい方法に「ツボ押し」があります。体にはたくさん「ツボ」と呼ばれる場所があるのですが、その中に緑内障予防に効果があるのではないかと期待されているものがあります。
緑内障を予防するためには、緑内障予防のためのツボについて知ることが大切です。このページでは、緑内障を予防したい方のために、緑内障予防のためのツボについて詳しく説明しております。
【目次】
ツボとは、刺激を与えることでいろいろな効果が期待できるポイントです。
東洋医学の世界では、体に「経絡(けいらく)」というエネルギーの通り道が何本もあると考えられていて、そのライン上にある重要な点をツボと呼んでいます(「経絡上にある穴」という意味から、「経穴(けいけつ)」とも呼びます)。
ツボと内蔵が密接に関係しているという考えから、ツボ療法では鍼・お灸・指圧などを用いてツボを刺激し、体調を整えたり症状の緩和を試みたりします。
「ツボ押しをしてみたい」と思っても、場所で悩まれる方が多いかもしれません。ツボは「ここです!」と教えてはくれませんが、見つけ方のコツはあります。目に見える目印こそありませんが、優しくなぞると少しへこんでいたり、軽く押すと痛気持ち良かったりする所がツボの可能性が高い場所です。
ツボを押す時間の目安は1回3~5秒、押したり離したりを繰り返して1~2分です。呼吸に合わせて行うと、より気持ちよく行えます。
緑内障は、今でも日本において失明の原因の第一位にあげられ、最近日本緑内障学会が行った調査によると、40歳以上の方の5%が緑内障にかかっていると言われています。
緑内障は眼圧と呼ばれる目の眼球の硬さ、すなわち眼圧が高くなることで硬くなり、視神経に影響を及ぼし、視野の欠損や眼痛、吐き気などの症状を引き起こします。
通常私たちの視野と呼ばれる見えるイメージは両目によって見た情報を視神経に伝えることによって両目で補われています。
そのため視野欠損が軽度ですとなかなか自覚しにくく、視野の欠損に気付いた時にはかなり緑内障が進行している状態となっています。
また視神経は一旦傷つくと、元には戻らないために早期発見と予防が重要となってくるのです。
緑内障の原因は眼圧の亢進ですが、これは目のレンズの前に満たされている房水と呼ばれる液体が、何らかの原因により排出されないことで起こります。しかし最近では、眼圧が高くならない正常圧緑内障というタイプも増えてきています。その原因としては先ほどもお話ししたようにPCやスマホなどの普及です。
他にも緑内障のタイプに、急激に眼圧が上がる急性緑内障発作を引き起こす原発生閉塞隅角緑内障というタイプは、房水が排出される隅角と呼ばれる部分が閉塞するために起こります。この場合は激しい頭痛や眼痛、吐き気を伴い、失明率も高いので注意が必要です。
緑内障の治療は、基本的には薬物療法(点眼薬)と外科治療です。目薬により眼圧を下げ、その状態を保つことが重要です。症状が治まったからといってやめてしまうと再び眼圧が上昇するなど、緑内障の進行を助長してしまうため、自己判断で中断しないようにしましょう。
緑内障の外科治療は虹彩と呼ばれる目の茶色い部分にレーザーを当てて穴を開けて防水の流れを変化させ圧力を下げるようにする方法などがあります。薬物療法やレーザー治療で効果がなかった場合には、線維柱帯と呼ばれる部分に穴を開け房水の排出を容易にする外科手術を行います。
ツボを押す時に注意することがいくつかあります。正しい方法で安全にツボ押しを行いましょう。
(1)強く押しすぎない
ツボの周囲には、大事な神経が走っている場合があります。ツボを押す強さは、「少し痛いけれど気持ちが良い」を目安に優しく刺激しましょう。
(2)ツボ押しをする環境に気を配る
ツボを押しで健康効果を得たいのに、災難を招いては元も子もありません。以下のような点に注意して、安全に行いましょう。
(3)偏ったツボの押し方をしない
ツボの多くは左右対称になっています。片側だけ刺激せず、両方同じように行いましょう。
緑内障は、失明に至る可能性がある怖い病気です。また残念なことに一度視神経は傷ついてしまうと元に戻るのは困難が伴います。そのため早期に対処・予防することが重要なのです。
緑内障予防のためのツボを押す事により、緑内障を予防したり症状の進行を緩めたりできる可能性があります。緑内障は日頃のケアが大事な病気です。どうぞあきらめないでください。
土曜日・日曜日も診察しています。
当院は完全予約制です
078-891-3590
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ○ | 休 | 休 | 休 | ○ | ○ | ○ |
14:00~17:00 | ○ | 休 | 休 | 休 | ○ | ○ | 休 |
「壮快2023年4月号」