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緑内障でもコンタクトレンズは使えます。コンタクトレンズは眼球に装着するものですが、それが緑内障の症状を助長する要因となるわけではありません。
ただし緑内障という疾患の性質を、きちんとふまえた上で使用する必要はあります。
コンタクトレンズは手軽に視力を補える便利なもので、人によっては必要不可欠な場合もあるでしょう。コンタクトレンズは医療器具ですので、使用の際には眼科医師の指示に従うのが賢明です。
緑内障を発症している方にとっては、治療の経過と並行して使用することになります。
とくに何かトラブルが発生した場合に、ご自身だけで判断せず、主治医に相談することが必須となります。そのためにも、緑内障の治療とコンタクトレンズの使用に関して、トータルで診てもらえる眼科医院をかかりつけにするのが良いでしょう。
緑内障でのコンタクトレンズ使用は、緑内障を治療していく上でも注意するべきことがあります。このページでは、緑内障を治したい方のために、緑内障でのコンタクトレンズ使用について、正しい使用法や注意点など詳しく説明しております。
【目次】
緑内障の方のコンタクトレンズ使用には、気をつけなければならないことがいくつかあります。
緑内障の治療では、日常的に点眼薬を使い、また長期に及ぶことが考えられます。緑内障を悪化させないよう配慮した上で、コンタクトレンズを使うことになります。
緑内障では、眼圧が上昇しないよう常にコントロールすることが治療におけるひとつの課題となります。
コンタクトレンズを使用することにより、眼圧の上昇を助長しないよう気を配る必要があります。
緑内障の方にとって、眼球に負担をかけないことは基本的なことです。眼球が圧迫される姿勢をとらないことや、暗いところで眼を使う作業をしない、スマートフォンやパソコンを眺めすぎない、疲れ目に注意する、といったことは最低でも守るべきです。
その上で、コンタクトレンズを使う時のルールを把握することが必要とされます。コンタクトレンズを正しく装着しなかったために発生したトラブルは、多々報告されています。専門医師の指示に従い、正しく使用することが大切です。
コンタクトレンズを使うときの注意点がいくつかあります。コンタクトレンズは、医師の処方がないと購入できないようになっています。
緑内障でお困りの方は、かかりつけの眼科医に相談してから購入するのが良いでしょう。下記に注意点をまとめました。
(1)装着時間を守る
コンタクトレンズには、連続して装着できる時間に限りがあります。
通常は15時間以内程度ですが、緑内障でお困りの方ですと、症状や重症度により可能な装着時間が個人により変わってくると思われます。主治医の指示に従いましょう。
(2)取扱い方法を守る
コンタクトレンズの種類により、取扱い法が異なります。保存法や、専用のケア用品を用いた定期的なお手入れなども違います。使い捨てのコンタクトレンズですと、使用可能な期限内で使い終わることも重要なルールです。
(3)定期検査や眼科医の診察を怠らない
継続して長期的にコンタクトレンズを使用する場合は、定期検査が必要です。視力が低下した、眼がかゆい、痛みがある、など眼に異常を感じたら使用するのを中止します。その場合は、主治医に診察をしてもらうのが得策です。
異常や「合わなくなった」と感じているのに、いつも通り使うのは良くありません。定期的に適合性を確認し、どうしてもしっくりこない場合はコンタクトレンズの使用をあきらめることも受け容れましょう。
ソフトレンズ
使用できるコンタクトレンズの種類は複数あります。ハードタイプやソフトタイプ、使い捨てのものでも「1日限り」や「2週間」など期限に種類があります。
乱視がある場合や老眼にも対応した遠近両用タイプなど、数多く販売されています。
それぞれのレンズには、メリットとデメリットがあります。緑内障の症状や生活スタイル、ご本人の視力やコンタクトレンズとの相性も考慮して選択します。
単に価格が安いものではなく、眼への負担が少ないものを基準にするのがよいでしょう。
コンタクトレンズの使用では、装着時の手指やレンズを清潔に保つことが大切です。コンタクトレンズは眼に直接触れるものですから、たんぱく質系の汚れが付着していきます。きちんと除去できなければ、菌の繁殖につながってしまいます。
緑内障の治療をする背景を考えますと、汚れを気にしなくても良い使い捨てコンタクトレンズ、それも1日タイプが好ましいでしょう。また装着した時のゴロゴロした感じや異物感があまり気にならないのは、ハードレンズよりもソフトレンズです。
コンタクトレンズを使用したときの点眼法は、緑内障の治療を進めるにあたっては重要なことです。
緑内障の治療では点眼薬を中心に用いることが多いので、治療の効果を得るためにも正しい方法で点眼をしましょう。
(1)コンタクトレンズを外して点眼する
コンタクトレンズを装着したまま点眼するのは厳禁です。点眼薬に含まれる薬効成分や防腐剤、あるいは添加物がレンズに吸収される場合があるからです。
レンズに付着し吸収された成分は、時間を経て今度は放出されることになります。
レンズから放出された成分は、眼の角結膜で副作用を起こす可能性があります。とくに緑内障の治療で適用されるキサラタン、チモプトールといった点眼薬や、抗炎症目的の点眼薬は、角結膜上皮障害を起こしやすい性質があります。
(2)点眼後、すぐにコンタクトレンズを装着しない
点眼したら、すぐにコンタクトレンズを装着するのも良くありません。最低でも5分、できれば15分は裸眼のままで放置し、薬効成分が眼に浸透していくのを待ちます。点眼治療をする際には時間の余裕をもって、コンタクトレンズを装着しない時間帯に行います。
コンタクトレンズは便利な医療器具です。しかし緑内障の治療を継続していく上では、まず眼のことを優先してから使用したいものです。常識として、着けっぱなしにしない、就寝前は外してから床に就く、使用期限を過ぎたものは使わない、などは心得たいものです。
コンタクトレンズを日常的に使用していると、眼に違和感があってもそのまま装着してしまいがちです。眼に関するトラブルを起こさないためにも、使用上の注意を守り、常に清潔な状態で使用するのが肝心です。
眼を酷使しないためにも、コンタクトレンズの使い方に工夫するのが良いでしょう。どうしてもコンタクトレンズが必要な時間帯(プールに入る、スポーツをする、仕事であれば勤務時間内)だけ使用し、あとはメガネをかけるという方法です。
緑内障は、ゆっくり進行していく疾患です。なるべく眼に負担をかけない生活をして、眼を休ませるようにしたいものです。コンタクトレンズを使うことで眼に違和感が生じた場合は、医療機関に診てもらいましょう。
緑内障は、眼圧のチェックや定期的な検査など、眼の状態を管理していくことが大切です。信頼できる医療機関のアドバイスを受けながら、どうぞあきらめず、日々の治療に専念してください。
土曜日・日曜日も診察しています。
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