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正常眼圧緑内障

正常眼圧緑内障の症状・原因について

正常眼圧緑内障(せいじょうがんあつりょくないしょう)とは、視野に異常が現れる目の病気です。気づかないうちに、少しずつ視野が欠けていきます。 

緑内障は、眼圧(がんあつ)の上昇が原因で視野が少しずつ欠けていく病気です。ところが、正常眼圧緑内障には、「眼圧は正常範囲1021mmHg)」という特徴があります。

従来の緑内障の考え方とは異なる特徴を持った正常眼圧緑内障ですが、緑内障の約70%は正常眼圧緑内障が占めていると言われています。

進行性の病気なので、治療せずに放置してしまうと失明する恐れもあります。 

正常眼圧緑内障を治すためには、正常眼圧緑内障の症状・原因・治療について知ることが大切です。このページでは、正常眼圧緑内障を治したい方のために、正常眼圧緑内障の症状・原因・治療について詳しく説明しております。 

 

【目次】

  1. 正常眼圧緑内障とは?
  2. 正常眼圧緑内障の症状
  3. 正常眼圧緑内障の原因
  4. 正常眼圧緑内障の治療

1. 正常眼圧緑内障とは?

正常眼圧緑内障とは、少しずつ視野が欠けていく病気です。

緑内障は日本における失明原因の第1位ですが、自分が正常眼圧緑内障であることに気づかずに暮らしている方も多くいると予想されます。 

その理由は、目の仕組みが関係しています。正常眼圧緑内障の症状は、大抵どちらか片方の目から始まります。

人間の目は不思議なもので、片方の視野の異常をもう片方の目が補おうとします。そのため、軽い視野の異常に気づくことは難しく、気づいたときには、症状がかなり進行している場合が多いのです。 

緑内障は、「ご年配の方の病気」というイメージがあるかもしれません。しかし、正常眼圧緑内障は40歳をすぎると誰でも発症する可能性があると言われています。片目ずつ目をつむり、視野に異常がないか確かめてみましょう。

2. 正常眼圧緑内障の症状

正常眼圧緑内障の症状は、視野に現れます。見える範囲が狭くなったり、見えない場所ができたりします。視野は欠けていきますが、痛みが伴うことはありません。 

視野の欠け方には個人差がありますが、概ね以下のような形で症状が進んでいきます。

  • 初期:中心部より少し離れたところに、見えない部分が出現します
  • 中期:見えない部分の範囲が広がります
  • 末期:見える範囲が著しく狭くなります 

正常眼圧緑内障の初期や中期で、視野の異常に気づくことは稀です。症状に気づきやすい末期では、視野がだいぶ狭くなっているため、すでに日常生活に支障がでている可能性があります。40歳を過ぎたら自覚症状がなくても、眼底検査視野検査などの検査を定期的に受けたほうが安心です。 

緑内障には、急激に発症するタイプとゆっくり進行するタイプがあります。正常眼圧緑内障は、後者の「ゆっくり進行するタイプ」に当てはまります。 

3. 正常眼圧緑内障の原因

正常眼圧緑内障の原因は、残念ながらよくわかっていません。

一般的な緑内障は、「眼圧が高くなり視神経を圧迫することが、視野欠損(しやけっそん)の原因になる」と言われています。

しかし、正常眼圧緑内障での眼圧は正常範囲内です。 

眼圧とは、眼球の形や大きさを一定に維持するために必要な眼球内の圧力です。眼球は、房水(ぼうすい)という液体で満たされています。房水は常に循環しているのですが、そのバランスが崩れることがあります。 

眼球内の房水が増えると、内から外に向けての力が強くなり、眼圧が上昇します。眼圧が上昇すると、目の奥にある視神経(ししんけい)は圧迫され押しつぶされてしまいます。視神経がダメージを受けると、脳へ正確な情報が伝わりません。その結果、視野が欠けてしまうのです。 

正常眼圧緑内障では、眼圧が正常なのに視野欠損が発生します。正常眼圧緑内障の原因として考えられる事に、「視神経が耐えられる眼圧が低い」・「視神経の血流が悪い」などが挙げられます。そのため、視神経の障害がおさまるレベルまで眼圧を下げることが重要となってきます。 

正常眼圧緑内障の危険因子には、以下の様なものが挙げられます。

  • 低血圧
  • 冷え性
  • ストレス
  • 頭痛持ち
  • 強度の近視
  • パソコンなどで目を酷使する
  • 家族に緑内障でお困りの方がいる

4. 正常眼圧緑内障の治療

正常眼圧緑内障の治療は、傷ついてしまった視神経を元通りに修復することは、残念ながらできません。そのため、正常眼圧緑内障の治療は完治を目指すのではなく、症状の進行を食い止めることが目的となります。 

(1)薬物療法

  • 眼薬

正常眼圧緑内障の薬物療法では、主に眼圧を下げる効果がある点眼薬を使用します。

正常眼圧緑内障の眼圧は正常値ですが、眼圧をさらに下げることで症状の進行を食い止めることが可能です。

  • 内服薬

急いで眼圧を下げたい場合や、点眼薬での眼圧低下が不十分な場合に選択されます。身体への負担が大きいため、一時的な服用が基本です。 

(2)レーザー治療

房水が流れにくくなっている部分に、レーザーを照射して穴を開けます。房水の流れをスムーズにすることで、眼圧を低下させます。 

(3)手術療法

薬物治療やレーザー治療で、思うような効果が得られない場合に選択されます。

正常眼圧緑内障は、何年もかけてゆっくり進むため初期に見つけることができれば失明を回避することが可能です。正常眼圧緑内障は、早めに見つけてしっかりと治療をすることで進行のスピードを弱める事ができる病気です。どうぞあきらめないでください。

 

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