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緑内障の原因になることもあるスマホ・ゲームとの付き合い方

【予防が大事】緑内障の原因になることもあるスマホ・ゲームとの付き合い方

緑内障は、眼の圧力である眼圧が上昇することで、眼の神経障害が起きる病気です。

結果として、視野が狭くなり物が見えづらくなったり、部分的に視野が見えなくなったりといった症状が起こります。

残念ながら、一度傷ついてしまった視神経は回復することが難しく、早期に発見して悪化させないようにすることが大切です。

厚生労働省によると、緑内障の発症は年齢とともに増加し、40歳以上で多い病気だと考えられてきました。

しかし、近年では20歳代や30歳代の若い人の間でも緑内障の発症が増えており、このような緑内障は「若年性緑内障」とよばれ、中には10代で若年性緑内障を発症してしまう方もいます。

このように、近年、若年性の緑内障が増加傾向にある理由として、パソコンやスマートフォンの普及が原因だと考えられています。特にスマートフォンは、ここ数年で著しい進化を遂げ、スマートフォンのゲームなどによる長時間の使用も若年性の緑内障を引き起こす大きな原因と考えられています。

スマートフォンでの長時間のゲームなので目が疲れてしまうと、眼に負荷がかかり、元々緑内障でお困りの方にはさらに状況の悪化を引き起こしてしまう恐れがあるということです。

今や私たちの生活に欠かすことのできないスマートフォンだからこそ、上手にスマートフォンと付き合っていくことが必要になります。このページでは、緑内障を予防するスマホ・ゲームとの付き合い方について、詳しくご説明しております。

 

【目次】

  1. 緑内障とは?
  2. ブルーライトとは?
  3. ブルーライトが緑内障に与える影響
  4. 緑内障を予防するスマホ・ゲームとの付き合い方

 

1.緑内障とは?

緑内障とは、何らかの理由により、眼球の圧力(眼圧)が上昇する状態となり、視神経に異常が起こり視野と呼ばれる目の見える範囲が欠ける病気のことを言います。

厚生労働省によりますと日本人の失明原因の第1位を占めており、40代以上の日本人の20人に1人は緑内障であるという結果となっています。

また年齢とともにその罹患率は増加しますが、緑内障の診断を受けている人は1割にも満たないと言われています。

つまり本人も自覚していない緑内障の患者さんがたくさんいるということになります。これから高齢化社会を迎える我が国においてはさらに大きな問題になる可能性があります。

しかし緑内障の全てが失明するというわけではありません。早期に発見治療することで、進行を抑えたり、失明の危険性を回避することが可能です。それでもなお一部では、緑内障の悪化を防げずに失明に至ってしまうケースもないわけではないようです。

緑内障は、房水と呼ばれる眼の中を循環する液体が、毛様体と呼ばれるレンズの役割をする水晶体の周りにある組織で作られ、眼の中を循環して目の外の血管へ流れて、常に同じ圧力を保っています。何らかの理由でその圧力が高くなり、眼が硬くなってしまうことを眼圧が高くなっている状態と呼んでいます。

眼圧が高くなると、視神経に障害を起こし、機能しなくなります。一度傷ついた視神経は元に戻ることはありません。つまり再生されないので、かけてしまった視野は元には戻らなくなってしまいます。そのため早期に発見、治療し高くなった眼圧を低くすることが大切です。

緑内障の症状は、見えない場所(暗点)が出現する、もしくは視野が狭くなるなどの症状が現れます。しかし、私たちは通常両目を使って生活するため、気づかないことが多く、症状が現れた頃には重症となっていることが多いと言われます。

時に、眼の痛み、充血、眼のかすみのほか、頭痛や、吐き気などを症状に伴うこともあります。

緑内障は4つのタイプに分けられます。
1)原発性解放隅角緑内障

誘発されるまた、他に影響を及ぼす病気がないにもかかわらず、繊維柱帯と呼ばれる部分に目詰まりを起こし、眼の中を循環している房水が流出されないために眼圧が上昇することが原因だと考えられています。

この中でも眼圧が正常範囲内であるのに視神経が障害されるタイプのものを、正常眼圧緑内障と呼び、高齢者が多いため加齢や近視もリスクの原因だと考えられています。

2)原発性閉塞隅角緑内障

他の病気が原因ではなく、隅角(ぐうかく)と呼ばれる眼の中を循環する房水が目の外の血管へ排出されるシュレム管が位置する隅角と呼ばれる部分が細くなるもしくは、閉じてしまうことで起こる緑内障をこう呼んでいます。

急激な隅角の閉塞による眼圧上昇で起こるものを急性緑内障発作といい、眼痛、頭痛、吐き気などの激しい症状を自覚します。

3)続発緑内障

何らかの眼もしくは全身の病気があり、それが元で眼圧が上昇するため起こる緑内障をこう呼びます。原因は多岐に渡るため、その原因に対してきちんと治療することが大切です。

4)発達緑内障

先天的に隅角に異常があるタイプの緑内障をこう呼びます。乳幼児から若年齢に緑内障と診断されることが多いのですが、乳幼児の場合には特に進行が早く、眼圧がコントロールできても視神経の障害が著しいこともあるために早期の手術療法が望まれます。

緑内障の治療は1)薬物療法、2)レーザー療法、3)手術療法の3つがあります。

1)薬物療法

点眼薬が主な処方となり、眼圧の程度などにより種類も様々です。時にはいくつかの点眼薬を組み合わせて処方することもあります。また眼圧を下げる内服薬も同時に処方されることもあります。

点眼薬は眼圧のコントロールを目的としており、これ以上悪化させないために必要なものです。自己判断でやめてしまわないようにしましょう。

2)レーザー治療

レーザー治療は痛みも少なく、外来でも行うことができる手術方法の一つです。
 

3)手術療法

2.ブルーライトとは

緑内障を予防するスマホ・ゲームとの付き合い方をご説明するうえで、まずはスマートフォンなどから発する人工の光である「ブルーライト」について理解することが大切です。

私たちが目で実際に見ることのできる光を、専門的には「可視光線」といいますが、ブルーライトはこの可視光線の中でも特に波長の短い光で、私たちの身の周りに広く普及している電子機器の光に含まれています。

パソコンや液晶テレビ、スマートフォン、ゲーム機などの液晶画面が代表例です。

スマートフォンやパソコンなど液晶画面に使用しているLEDが発する光がブルーライトなのです。

なかでも、スマートフォンは群を抜いてブルーライトの量を多く発していることが明らかになっています。

ブルーライトが人体に及ぼす影響は、1)眼への影響、2)体内時計への影響、3)自律神経への影響、強いては4)血圧や血糖値にも影響を及ぼします。

ブルーライトは睡眠を妨げるとも言われ、カフェインの4倍もの影響があると言われますので、2)や3)のような影響を及ぼし、さらに4)の血圧や血糖値へも影響を及ぼすと言われる原因のようです。

3.ブルーライトが緑内障に与える影響

ブルーライトが緑内障に与える影響は大きく、ブルーライトをスマホやゲームなどで長時間見ることにより、眼の疲れである眼精疲労が起こりやすいことがわかっています。

ブルーライトは波長が短い光のため、空気中のチリやホコリによってあらゆる方向に散乱し、それはスマホやゲーム機などの液晶画面のぶれやちらつきとして表れます。

そうすると、私たちの目は一生懸命ピントを合わせようとするため、眼の筋肉や視神経、脳が疲れてしまうのです。

また、ブルーライトは太陽光から発せられる紫外線に近い波長で、刺激が高く、眼の角膜や水晶体で吸収されることなく、直接網膜に届き、ダメージを与えます。

その結果、目の疲れや痛みが生じる可能性があります。

スマホやゲームの長時間の使用により、常に眼に負荷がかかり、眼精疲労が生じると、眼の中の血流を良くしようと働き、緑内障の原因でもある眼圧が上昇してしまいます。

よって、緑内障になりやすい状況を引き起こすのです。

4.緑内障を予防するスマホ・ゲームとの付き合い方

緑内障を予防するスマホ・ゲームとの付き合い方で大事なポイントは、「目の疲れを溜めないようにし、眼圧の上昇を防ぐこと」です。

具体的には、スマホやゲームを使用する時間を減らすことです。

スマホはますます進化し、便利になり、ついついスマホやゲームなどに夢中になって目を休めることを忘れてしまうことも多いと思います。

気が付くと、長時間使用していたという場合も少なくありません。

目を休めることなく長時間使用すると、目の疲れが溜まり、眼圧も上昇しやすくなります。

緑内障を予防するためにも、スマホやゲームを使用する場合は意識的に休憩をはさんで目を休めるようにしましょう。

また、スマホやゲームによって目が疲れてしまった場合などには、ホットタオルで目を温めてあげることも有効です。

ホットタオルで温めることで、眼の血流がよくなり、緑内障になることを防ぐことができます。

最近では、スマホやパソコン、ゲーム機などのブルーライトをカットしてくれるようなメガネやフィルターなどもありますので、そういったものを日常生活に取り入れるのもよいでしょう。

緑内障を引き起こしてしまう原因とも考えられているスマホやゲーム機ですが、スマホやゲームが私たちの目に与える影響や、緑内障との関係をしっかりと理解し、上手に付き合っていけば緑内障を予防することはできます。

またこのような緑内障とスマホ・ゲーム機との関係を良く知り、緑内障でお困りの方にはしっかりとした対策が必要です。どうぞあきらめないでください。

 

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