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突然のめまい・頭痛は緑内障が原因の可能性?

文責:横幕鍼灸院 院長 横幕胤和
最終更新日 2024年2月22日

突然のめまい・頭痛は緑内障が原因の可能性?

いつも通りの毎日を送っていて、急なめまいや頭痛に襲われた経験がおありの方は一定数いらっしゃるかもしれません。

その急なめまい、頭痛はちょっと意外なところ、目の病気からもたらされている可能性があります。その一つは緑内障です。 

緑内障は目の病気なのに耳や脳などの病気が原因で起こるめまいが、どうして関係があるの?と驚かれる方もいるでしょう。

しかし実は大きな関係があるのです。では緑内障がめまいや頭痛の原因となっているとすれば、一体そこにどんな関係があるのでしょうか。 

突然のめまいや頭痛について知るなら、緑内障に関しても知っておくことで納得がいくこともあります。ここではめまいや頭痛と緑内障の関係について、詳しく説明しております。

 

【目次】

  1. 突然起こるめまい
  2. 突然起こる頭痛
  3. 緑内障とめまい、頭痛の関係
  4. 緑内障が原因となるめまい、頭痛
  5. 緑内障に対する当院の方針
  6. 患者さんの声

1.突然起こるめまい

突然起こるめまいには、いくつかの種類があります。

1回転性めまい:回転するような感覚を覚えるもの、2浮動性めまい:フラフラするもの(フワフワと浮いているような感じがする)、3立ちくらみ(失神発作)のようなものがあります。 

これらのめまいは、主に脳や耳の病気によるものが多く、失神は時折心臓などが原因で起こることもあります

また今回お話の内容である、目の病気によっても起こります 

1回転性めまい

回転性のめまいでは、突然自分自身が回っているような感覚を覚えます。例えますと、バットにおでこをつけてグルグルと回るとそのあとまっすぐに歩けなくなるあの感覚です。 

多くは耳の内部にある平衡機能をつかさどる三半規管の異常によって発生するとされており、放置すると難聴になってしまうケースもあります。ただ脳の異常による場合もあり、高血圧や糖尿病、年配の方などは注意が求められます。 

また平衡感覚と関係があると考えられるのが目の障害です。例えば、視力が極端に悪くなったり、左右に大きな視力の差があったりすると平衡機能を保ちにくく、めまいを起こすこともあります。 

2浮動性めまい

浮動性めまいは、フラフラが急に、もしくは徐々に症状が現れる事が多くみられます。表現としては、雲の上を歩いているようなフワフワとした感じがするというのが訴えとして聞かれます。 

しばらく揺れるような感覚が続き、頭痛やまひなどの症状を併発することもあり、脳梗塞の一つの症状として訴える方もいらっしゃいます。浮動性めまいはそのほとんどが脳の異常によって起こるといわれています。 

3)立ちくらみ

立ちくらみのような感覚のめまいは、その名の通り立ち上がった瞬間にくらっとしたり、眼前が暗くなったりします。原因は血圧の変動に関する病気と考えられており、脳に送り出される血液量の減少、不安定化によって起こります。 

例えますと心臓の病気や神経疾患、貧血、脳の動脈硬化などが原因でも起こり得ます。生命を脅かす重症な病気も中にはあり、適切な対応が必要となります。

2.突然起こる頭痛

突然起こる頭痛は、様々な原因によって起こります。

例えば、1)偏頭痛や肩こりなどの筋肉の緊張によって起こる筋緊張性頭痛、2)脳の病気、3)鼻や目、歯、耳、顎など一見関わりがなさそうに見える体の部位に起こった病気によっても頭痛は起こります。 

1偏頭痛や筋緊張性頭痛

これらは頭の中の病気ではなく頭の外に起こる原因によって引き起こされる頭痛で、頭痛の約9割がこの偏頭痛と筋緊張性頭痛だと言われています

またこの2つの頭痛は慢性的なものも多く、命に関わるようなものはありません。 

まず片頭痛は頭の片側に起こり、ズキンズキンという痛みがあります。発作的に起こり、吐き気を伴うこともあります。

緊張型頭痛は肩こりなどに伴って起こる頭痛で、重く締め付けられるような感覚があります。ストレスが大きく影響しています。 

2脳の病気

脳の病気からも突然の頭痛は起こります。時には大きな危険が潜んでいる場合があります。特徴としてはこれまで体験したことのないような強烈な痛みが突然襲ってきて、時には意識を失うこともあります。 

例を挙げると、くも膜下出血などもこれに含まれます。他にも、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍など脳内の病気によって痛みが現れる事があります。 

3耳や目、歯、鼻、顎などの病気によるもの

その他にも頭周辺の器官の病気によっても頭痛が引き起こされる場合があります。特に目の病気である緑内障ではくも膜下出血と同じような強烈な痛みが起こり、嘔吐やめまいなどを伴う事があります。 

耳や鼻、歯や顎などの病気によるものですと、めまいやその他の部位の痛みが突然もしくは慢性的に起こることもあります。

3.緑内障とめまい、頭痛の関係

緑内障が、めまいや頭痛に関係する場合はあるのでしょうか。考えられるケースは慢性的なものと突然起こる痛みの2つがあります。

1つは急性緑内障、もう1つは眼精疲労を伴う慢性緑内障です。 

緑内障は視神経の異常により視野や視力に障害が起きる病気です。

大別すると、急激に眼圧が上昇する急性緑内障と自覚症状がほぼないまま進行する慢性緑内障に分けられます。 

急性緑内障では目の痛み、めまい、頭痛、吐き気、充血など、様々な症状がみられます。急性緑内障はレンズの前にある房水と呼ばれる液体の循環が隅角と呼ばれる場所が詰まることによって止まり、急激に眼圧が上がり、視神経にダメージを与えます。 

そのことにより、ひどい状態ですと失明に至ると言われています。時間が経つほど治療が難しくなり視神経がひどくダメージを受けるために、迅速な手当が必要になります。視神経は一度ダメージを受けると回復することはないために、できるだけ早い処置が必要となるのです。

 慢性緑内障は痛みなどの症状が現れないまま進行します。また進行は穏やかで、日常生活において私達は両目を使って生活しているために、視野欠損、視力低下といった症状になかなか気づかない事が多いです。

そのため視野欠損、視力低下などの症状が出てくるのは段階が進んでからになるため、治療開始が遅くなりがちという問題があります。 

ただ、慢性緑内障は眼精疲労などの症状を伴うこともあり、それに付随する形で症状が現れるケースはあります。眼精疲労は目の疲れを主としますが、ほかにも頭痛やめまい、肩こりといった症状が併せて起こり得ます。

4.緑内障が原因となるめまい、頭痛

緑内障が原因と考えられるめまいや頭痛の場合、患者の方にとってはその判断が難しいときもあります。

急性緑内障ですと激しい頭痛や吐き気がみられ、時折、くも膜下出血と同様の症状であるために判断が難しく、個人の判断では異なる診療科などに行ってしまう可能性もあるようです。 

特に急性緑内障に特徴的な症状として、眼痛や目のかすみ、目の充血が起こり、片目の視力低下も現れると言われていますが、時折頭痛や吐き気、嘔吐のみで目の症状が認められない事があるので注意が必要です。 

もし急性緑内障であった場合、放置すると目に甚大なダメージが残る可能性もあります。急激なひどい頭痛、吐き気、めまいといった症状がある場合には、医師の方の診断を仰ぎ、適切な治療をただちに受けましょう。 

慢性の緑内障の場合には片目では、視野の狭窄や暗点と呼ばれる視野のかけた部分などに両目よりの気づきやすいと言われています。緑内障は比較的早期には発見されにくいものですが、気になる方は片目をつぶってご自分の視野を確認してみるといいでしょう。 

先ほどもお話ししたように、緑内障は見つかった時にはかなり進行しているケースが多く見られます。しかし頭痛は緑内障の病状の中で比較的よく見られるものです。

5.緑内障に対する当院の方針

当院では緑内障を改善するために以下のポイントで鍼灸施術を行っています。

眼圧の改善

緑内障の原因として眼圧が上がる事により、視神経が圧迫され、視野狭窄が進む可能性があります。当院では眼圧を下げるツボに鍼をして眼圧の改善を行います。

視神経の血流の改善

視野狭窄の原因として、視神経の働きが悪くなることが考えられます。特に眼圧が正常でも視野が悪くなる方はこの点を考える必要があります。

視神経に栄養を与える血流を良くして、視神経の状態を改善する鍼灸施術を行います。

自律神経のバランスの乱れの改善

緑内障でお困りの方の多くは自律神経のバランスの乱れが起こりがちです。特に交感神経が強い状態が続くと身体に悪影響を与えます。自律神経のバランスの乱れを改善するのは当院の得意な鍼灸施術です。 

また、急性の緑内障は先にお話しした通り、急激な頭痛、めまい、吐き気などの症状が起こり、放置すれば失明に至るケースもあり、早急な対応が必要となります。また慢性の緑内障は突然のめまいや頭痛を起こし、それらの症状は、日常生活において大きなストレス要因と成り得ます。 

緑内障を改善するためには目の改善だけではなく、身体全体の改善が必要です。全身を診ることにより緑内障の改善を目指します。 どうぞ、お一人で悩まないでください。 

患者さんの声 緑内障・視野狭窄

病院で視野の再検査があり、良くなっておりました。主治医の先生も「手術したくてもいいですね」と言って頂きました。悪くならなければいいと思っておりましたので、まさか良くなるとは思っていませんでしたので、私もとても驚き嬉しかったです。先生に助けていただき感謝の気持ちで一杯です。先生本当にありがとうございました。

兵庫県宝塚市 NIさん 80歳 女性

Q1.当院の鍼灸施術を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたが?

緑内障で手術が必要という診断を受けて不安な日々でした。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?

失明したらどうしようと悪い方ばかりを考え、精神的に落ち込み、睡眠不足になったりと辛い日々でした。

Q3.実際に当院の鍼灸施術を受診してみて、どのように感じましたか?

鍼灸治療は初めてでしたので、不安でしたが、先生が「大丈夫ですよ、頑張りましょう」と言ってくださいましたので信じて通わせていただきました。

そのうちに、看板の文字が明るく見えるようになったり、体力もつき、体調も良くなってまいりました。病院で視野の再検査があり、良くなっておりました。主治医の先生も「前回は緊張していたんでしょうかね」「手術したくてもいいですね」と言って頂きました。

悪くならなければいいと思っておりましたので、まさか良くなるとは思っていませんでしたので、私もとても驚き嬉しかったです。
先生に助けていただき感謝の気持ちで一杯です。先生本当にありがとうございました。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。

これ以上悪くならないように、これからも治療を続けて頂きたいと思っております。先生はじめ、スタッフの皆様方もとても優しく感謝しております。今度共よろしくお願い致します。いつも本当にありがとうございます。

*個人の感想であり効果を保証するものではありません。

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